「最近、寝不足が続いている」
「やる気が出ない」
「疲れが抜けない」
それは単なる睡眠不足ではなく、男性ホルモン(テストステロン)の低下が関係している可能性があります。
40代男性にとって、睡眠は“回復時間”であると同時に、“ホルモン調整時間”でもあります。
睡眠とテストステロンの基本関係
テストステロンは主に深い睡眠(徐波睡眠)中に分泌が高まります。
つまり、
睡眠時間が短い
↓
深い睡眠が減る
↓
テストステロン分泌が低下する
という構造です。
科学的エビデンス
ヒト研究では、
- 5時間睡眠を1週間続けると、テストステロンが10~15%低下
- 睡眠時間とテストステロン値は正の相関
- 睡眠断片化(中途覚醒)でも分泌低下
が報告されています。
これは若年者でも確認されており、
40代では影響がより大きくなる可能性があります。
なぜ40代で影響が強くなるのか?
40代ではすでに:
- テストステロンは年率約1%低下
- 深い睡眠の割合が減少
- 睡眠時無呼吸の増加
という背景があります。
つまり、
もともと低下傾向
+
睡眠不足
=
ホルモン低下が加速
という状態になります。
睡眠不足による具体的な症状
① 疲れやすさの悪化
→ 「40代男性が疲れやすい科学的理由」で解説した通り、ホルモンとエネルギー産生は密接に関連します。
② 意欲低下
テストステロン低下はドーパミン系に影響します。
👉 テストステロン低下によって起こる症状については
「テストステロンの低下によって起こる症状」で詳しく解説しています。
③ 筋肉量減少
回復が不十分になり筋合成が低下。
④ 内臓脂肪増加
睡眠不足はインスリン抵抗性を悪化させます。
⑤ 抑うつ傾向
睡眠不足+ホルモン低下は気分にも影響。
視覚的に理解する構造

睡眠不足
↓
深い睡眠減少
↓
テストステロン低下
↓
疲労・意欲低下・体脂肪増加
40代男性が今すぐできる対策
① 7時間睡眠を確保
最優先事項。
② 就寝90分前に入浴
深部体温低下で深睡眠増加。
③ 就寝前スマホをやめる
ブルーライトはメラトニン抑制。
④ いびき・無呼吸の確認
重度なら医療相談を。
⑤ 朝日を浴びる
体内時計を整える。
睡眠は“ホルモン戦略”
40代男性にとって睡眠は、
- 筋トレ以上に重要な回復手段
- テストステロン維持の基盤
- 疲労回復の鍵
です。
もし最近、
✔ 疲れが抜けない
✔ 性欲が落ちた
✔ やる気が出ない
と感じているなら、
まずは睡眠を整えることから始めましょう。

【完全ガイド】40代男性の理想的な睡眠とは?疲れが取れる体をつくる科学的習慣 – 40代からのエビデンス健康学 へ返信する コメントをキャンセル